こんにちは,KKです。
前回の国際昆虫学会議 in 韓国 (学会編)に引き続き,今回は韓国で出会ったわずかばかりの昆虫たちについて紹介します。
今回の訪韓の目的は言わずもがな学会参加と研究発表。
とはいえ普段と違う環境でしかも8月。
虫屋さんの血が騒ぐというもので,ずっと室内に閉じこもっているわけがない。
というわけで隙を窺ってフィールドに出てみました。
初日に降り立った釜山国際金海国際空港で最初に目についたのはセミの鳴き声。
「ジャーーーーーー」
というような,少しエゾゼミに似た聞きなれない単調な鳴き声が聞こえてきました。
これは
日本でも金沢などで分布が確認されていて,移入だと考えられているようです。
次に学会会場付近で目についたのがこの2種類。
これは青紫色をしたコガネムシ。
Popillia flavosellataというらしいです。
体の形や人が近づいたときに後脚を上げる仕種などが日本のマメコガネそっくりです。
公園や雑木林の花にたくさんいました。
こちらはシタベニハゴロモ Lycorma delicatula。
ニワウルシの大害虫として韓国では知られているようですが,後翅がとても綺麗。
もともと日本にはいないようですが近年移入して定着しつつある地域もあるようです。
1本の木に30頭ほどついている様子も見られました。
さて,いくら環境が違うといえど,街中だけでは面白くありません。
そこで1日だけ,タクシーで郊外にある湖(ダム?)の湖畔に残る広葉樹林まで足を延ばしてみました。
ここではハチやコガネムシ,トンボなどある程度いろいろな昆虫を見られたが,私がもっとも興奮したのはこれ。
オトシブミのなかまです。
というのもオトシブミは私が最も興味をもっている昆虫のひとつで,今回の研究発表もこのオトシブミに関する内容なのです。
その魅力についてはまた別の機会にお話しいたしましょう。
さて,このオトシブミはセアオオトシブミ Tomapoderus ruficollis という種類で日本にはいません。
ケヤキのなかまを食草としているようで,たくさんのゆりかごがみられました。
結局これを含めて3種類のオトシブミと出会えて大満足な私でした。
この後は夕暮れを待ってナイターをやってみました。
知人が用意した強力ライトと白布を使って光に昆虫を集めることを試みたのですが,やっていたのはほんの少しの虫とカエルだけでだったのでこれは省略。
結局この日以降は雨が続いて,追加できたのはこれぐらい。
これはおそらく韓国に生息する2種類のヒラタクワガタのうちの1種,ツシマヒラタ Dorcus titanus castanicolor の頭部。
コナラの雑木林で拾いました。
なかなかの大型で生きた姿を見られなかったのは心残りです。
そんなこんなで,韓国で採集した昆虫の標本がこちら。
日本にいない種類も含まれているので名前を調べるのが大変そうです。
こんなところで韓国で出会った昆虫の紹介を終わりにします。
所違えば虫が違う。
お隣といえど海で隔たれているだけあって,見慣れない虫に出会えたよい
次回は韓国で見つけた"食べ物編"をお届けします。
「虫関係ないやん!」なんて突っ込みは気にしませんので皆さんお楽しみに。







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